社長交代 身の「引き際」こそ未来の命運を決める 易占

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最近、中小企業の経営者、取締役などの役員がこっそり、相談に来ることがあります。

 

最近といっても、定期的に全国各地からフラリと相談に来ているようにも見えるし、ここなら、そのあたり、どう判断しているのだろうと意見を聞くために訪れることもあります。

 

大抵、共通するのは、自分が組織トップの時期をいつ引退すれば良いか――。

 

つまり、組織の指導者としての「引き際」をいつにするか、タイミングを知りたいということです。

中小企業にしても大企業にしても、地縁血縁による同族経営の場合、世代交代をいつにするか、きわめて重要な意味を持ち、創業者から二代目への移行、二代目から三代目の移行、当代から次世代への移譲は「天の時」「地の利」「人の和」が大切で、運命学上のどの時期がベストか、悟る必要があります。

 

ですが、やはり、経営者、指導者も人情に負けそうになり、本当の引き際ではなく、ズルズルと延長したり、移譲するタイミングを逸することが多々あります。

最近は福井県高浜町の元助役から役員らが多額の金品を受け取っていた関西電力がようやく、問題発覚から半年近くがたって社長が引責辞任し、トップが交代。

 

かんぽ生命保険の不正販売問題を引き起こした日本郵政グループも経営幹部の引き際をめぐって社会的批判を浴びています。

 

つまり、日本社会では最近、「居座り得」のようなケースが多くなり、日本を代表する大企業で不祥事の責任を取るべき経営トップが居座るケースが目立っているのです。

日本の易聖として知られる高島呑象(たかしま・どんしょう=本名: 高島嘉右衛門)は易の達人として知られますが、実際は、横浜の高島平の発祥となるほど、横浜でゼネコントップを務め、材木商の二代目から土建屋として多大な財を得て、明治の元勲たちが宿泊、交流する高級旅館を経営しながら、易断で国家指導者たちに日清戦争、日露戦争の行く末を指南していました。

その高島呑象(写真上)のゼネコントップからの引き際は見事なものでした。

 

常に易で自分の身の振り方を決めていたのですが、当時、新橋から横浜まで鉄道を敷いたときにゼネコンとして活躍し、横浜のガス灯をつけたり、当時の最先端のゼネコンとして勢いは凄まじいものでした。

 

しかし、高島呑象は易を立て、「天山遯(てんざんとんの上九(じょうきゅう)」を得て、まさに引き際の美学として絶妙のタイミングでゼネコンから完全引退し、高島易断の著作、啓蒙に全注力を注ぐようになります。

 

やはり、「引き際」はトップにいる時でも、運気が上昇する余裕がある時期に引くことが、その後の運命に大きく影響するということの象徴でしょう。

 

最近の日本の企業トップは往生際が悪く、それが、なかなかできていないところがあります。むしろ、衰退の一途をたどるような引き際です。

引き際の美しいトップとして知られる人として、「住友財閥中興の祖」と呼ばれた伊庭貞剛(いば・ていごう=写真上)(1847年2月19日(弘化4年1月5日) – 1926年(大正15年)10月22日)がいますが、この人も高島呑象の薫陶を受けたようなところがあります。

 

近江国出身の明治時代の実業家、第二代住友総理事で「別子銅山中興の祖」と言われます。

住友総理事を58歳で後継者に譲った伊庭は、「世の中を悪くするのは、青年の失敗ではない。老人の跋扈(ばっこ)だ」と指弾しています。

 

老人がいつまでも経営に携わっていてはダメで、後継者を育て、できるだけ迅速に世代交代を果たすべきです。

 

伊庭に倣い、トップになったらいつ辞めるかを考え、自分を超える後継者を選び育てるべきなのです。そのために、トップになる人に「任せる力」も必要だが、居座り損、居座り得しか考えない組織に堕してしまえば、行く末は衰退しかありません。

 

子育てと同じで、独り立ちさせるためには我慢して口を出さないことも大事です。

易で見れば、最初の卦である乾為天(けんいてん)。

 

これは龍の成長の物語として象徴されていますが、トップに居座って時を失うと、乾為天の上九(じょうきゅう)として「亢龍悔いあり」(上りすぎた龍は後悔することになる)という急転直下、龍が血だらけで落ちてしまうことを暗示しています。

経営者の引き際の悪さは、日本にイノベーションが起きない要因でもあり、偉い老人が跋扈している社会では若い人が活躍できません。アメリカではGAFAのように新しいビジネスが次々起きているが、日本ではいつまでたっても旧態依然たる大会社ばかりが残り、世代交代がなかなかできていません。

 

やはり、時代は変わっても、易の精神は経営者、指導者には常に不変の真理として続いています。

 

組織の発展のためにトップの引き際は、その後の命運を左右すると言うことを肝に銘じる必要があるでしょう。

東京五輪の規模縮小開催か、延期か、中止か――。

 

これも混乱を避けるため、スパッとどうするか、決めた方が良いことになります。

 

世代交代の引き際とは違いますが、判断によっては、国運を左右する英断となるでしょう。

 

周囲から辞めろ、中止せよ、延期せよと言われて、外圧によって左右されながら決めるのと、自ら主導権を発揮してどうするか決めるのとでは、その後の命運が天と地ほど違います。

 

東京五輪の主催国である日本の英断を願うのみです。

深川宝琉による鑑定はこの期間、宝琉館天神店か宝琉館六本松本館で行っています。
 

福岡占いの館「宝琉館」 では、様々な占術の観点を含め、開運のために深く、直接鑑定していきます。

 

関心のある方は福岡占いの館「宝琉館」 にご来館ください。

 

直接鑑定を希望の方は鑑定申し込みフォーム あるいは電話、福岡占いの館「宝琉館」 のウェブサイト からお申し込み下さい。

 

3月下旬を迎え、魂の飛翔をしていく開運の時を迎えました。

桜の開花宣言が出始め、いよいよ春の到来です。

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3月24日(火)~3月28日(土)、宝琉館天神店(予約なしでも可ですが、予約優先)で、その人にとっての開運ポイントを恋愛結婚運、仕事運、転職運、人間関係、相性などの観点から分かりやすく鑑定していきます。

新型コロナウイルスへの衛生対策をしっかり整え、元気に4月を迎えていきましょう。

鑑定内容は以下(申し込み予約から予約すると鑑定までスムーズです)。

ご来館される方々は、次のような悩みや知りたい内容が多いので、ご紹介しておきます。

★自分の適職が何か知りたい(自分の天命を知りたい)

☆いま、就職している会社に勤務し続けた方がよいか

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※福岡占いの館「宝琉館」天神店では、お客様の開運ポイントを鑑定し、アドバイスしていきます。ご来館下さい。

各曜日の開運担当先生】

3月24日(火) 吉方位妹甫(きっぽうい・まいほ)先生、五行禮子(ごぎょう・のりこ)先生

3月25日(水) 吉方位妹甫(きっぽうい・まいほ)先生、五行禮子(ごぎょう・のりこ)先生

3月26日(木) 徳永蓉子(とくなが・ようこ)先生、五行禮子(ごぎょう・のりこ)先生

3月27日(金) 徳永蓉子(とくなが・ようこ)先生、五行禮子(ごぎょう・のりこ)先生

3月28日(土) 吉方位妹甫(きっぽうい・まいほ)先生、鎌田一花(かまた・いちか)先生

3月29日(日) 深川宝琉(ふかがわ・ほうりゅう)先生、五行禮子(ごぎょう・のりこ)先生

3月30日(月) 深川宝琉(ふかがわ・ほうりゅう)先生、五行禮子(ごぎょう・のりこ)先生

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基礎から占いを学びたい方は週1回程度から月2回ぐらいのペースで占いの基礎から実占までを学ぶことができます。関心のある方は宝琉館のホームページにある占いスクールのページをご一読下さい。関心のある方、通学したい方はお問い合わせ下さい。

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※福岡占いの館「宝琉館」六本松本館は毎週日曜、月曜は休館です。毎週日曜、月曜は深川宝琉館長が天神店で鑑定していますので、日曜と月曜は天神店にお越し下さい。

 

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〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街 9番1号 4階 下りエスカレーター前
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